試験地:安曇野本社

VAIO® SX12 / VAIO® SX14 /
VAIO® Pro PJ / VAIO® Pro PKの品質試験

全機種共通品質試験に加え、専用の品質試験を実施しています。
危険なシーンや、蓄積されるダメージを具体的に想定した追加試験によって、ハードなビジネスモバイル活用に耐える堅牢性を実現しました。

※VAIO SX12 / VAIO Pro PJでも同等の試験を実施しています

液晶180度開きひねり試験

スリムベゼルでもこれまで通りの耐久性をしっかり確保。

狭額縁の液晶ディスプレイを採用したVAIO SX14は、一般的なノートPCと比べてデリケートな印象を受けます。狭額縁化したディスプレイ側の強度を検証するため、普段の開閉で触れる液晶ディスプレイ上辺隅を加圧し、正常な可動範囲を越える180度まで強制的に開く試験を実施。液晶ディスプレイの破損耐性やひねり耐性について充分な強度を確保できていることを確認しています。

※VAIO SX12 / VAIO Pro PJでも同等の試験を実施しています

ペン挟み試験

ペンを挟んでディスプレイを閉じたときに発生する負荷を研究。

ペン挟み試験では、鞄の中で意図せずペンなどを挟みこんでしまった状態で圧力がかかるシーンを想定。具体的には、プラスチックの円筒(直径10mm)を挟み、ディスプレイを閉じます。これを左右両方で、1回ずつ実施。何が起きるかを詳細に確認し、内部の基盤・デバイスや、液晶パネル、筐体の破損を防ぐ対策を施します。ペン挟み試験を行うことで、狭額縁の液晶ディスプレイを採用したVAIO SX14においても充分な強度を確保できていることを確認しています。

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

キーボード水かけ試験

キーボードに飲み物をこぼしても、内部に浸水させない構造を追求。

水分は電子機器の大敵。それはPCも例外ではありません。そこでVAIO SX14 / VAIO Pro PKでは、本体傾斜角やキーボード構造の工夫などで、内部に水が入り込みにくい構造を実現しました。キーボード水かけ試験では、その実効性を検証するため、電源を入れた状態で150ccの水を注ぎ込み、データを保存するまでの間、正常動作することを確認しています。
※実際に水がこぼれた場合は、修理・点検に出していただくようお願いします。
※あくまでもキーボードに水がかかった場合を想定した試験となり、排気/吸気口や各種端子からの水の侵入を想定したものではありません。

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

90cm落下試験

持ち運び時の落下に対する堅牢性を追求。

VAIOは、誰もが一度はやってしまったことのあるPC落下への対策にも真正面から取り組んでいます。小脇に抱えていて落としてしまったり、デスクから落下させてしまったり、日常の利用シーンで起こりうるうっかりを想定し、約90cmの高さ(身長170cmの人の平均的な腰の位置)からの落下試験を実施。クッション性皆無の堅い鉄板の上に、天地・前後左右の全6方向から落下させ、変形、破損状況を、内部点検も含めて念入りに行い、それを設計にフィードバックさせることで、ユーザーデータを守り抜く堅牢性を実現しました。
※Full HDモデルで実施

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

加圧振動試験

圧力と振動からデータを守る堅牢性を追求。

加圧振動試験の目的は、大きな圧力と振動がかかった状態でも壊れないタフさを実現すること。例えば、通勤ラッシュ時には、鞄に入れたPCが天板方向、底面方向の双方から強く押されるため、液晶ディスプレイやキーボードなどにサンドイッチ状の圧力がかかります。加圧振動試験では、万力と同じ原理の装置で、VAIOに150kgf*もの大きな圧力を加えます。そして、それをそのまま振動試験機に固定し、圧力と振動を与え続けた状態でもVAIOが正常に動作するかを確認します。
*kgf=1キログラム (kg) の質量が標準重力加速度のもとで受ける重力の大きさのこと。重量キログラム。

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

角衝撃試験

日々繰り返されるストレスに対する耐性を追求。

普段、片手でPCを机の上に置いたとき、机にぶつかる角の部分には、想像以上の衝撃が走っています。そこでこの角衝撃試験では、VAIO独自の試験機により、4つの角全てで、5cmの高さからの落下を5000回繰り返し、蓄積されるダメージを測定。ユーザーが日々、知らず知らずのうちに与えてしまっているダメージをものともしないタフネスを追求しています。

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

本体ひねり試験

突然の強いひねりからデータを守る堅牢性を追求。

通勤ラッシュ時の急停車などで、本体がしなるほどの圧力がかけられると、デリケートな液晶ディスプレイ部はもちろん、内部の基板やデバイスにも無視できないストレスがかかり、破損や故障といった深刻な結果を招くことになります。本体ひねり試験では、VAIO本体の3つのコーナーをしっかり固定した上で、4つ目のコーナーに大きな力をかけてじわじわと押下。こうした過酷な試験を実施することで、満員電車の中で押されたときにも耐えられる強さを追求します。

※VAIO SX12 / VAIO SX14 / VAIO Pro PJ / VAIO Pro PKでも同等の試験を実施

液晶ハウジング加圧試験

大切な液晶ディスプレイが破損しにくい構造を追求。

液晶パネルは、ノートPCの中でも最も破損しやすいパーツの1つ。そこでVAIOでは、液晶パネルをぐるりと覆う、液晶ハウジング部分の強度を徹底的に検証・改善。加圧試験機を使って、この部分に直接圧力をかけるというテストを行っています。液晶ハウジングのさまざまな部分でこの試験を実施することで、ディスプレイの端を強い力でつまんだり、閉じた状態でひじを置いたり、鞄の中に押し込まれたりといった、さまざまなケースに再現。デリケートな液晶パネルを守り抜くために、どういった構造にすれば良いのかを導き出しました。

※ 品質試験は、弊社の規格に基づいて特定の環境のもとで行われています。本製品の品質試験は、無破損・無事故を保証するものではなく、PCのデータを保証するものではありません。

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