製品安全への取り組み


お客さまに安心・安全な製品をお届けするために、VAIO株式会社では、安全、EMC、無線、通信の4つの視点で、法規制に基づく認証の取得だけでなく、さらにお客さまへの危害を削減するために、VAIO独自の安心安全基準を制定し運用しています。ここでは、VAIO株式会社製パソコンにおける製品安全への取り組みをご紹介します。

▶︎ 安全 ▶︎ EMC ▶︎ 無線 ▶︎ 通信

安全


VAIO株式会社製パソコンは、火災・感電等の危険からお客さまを守るため、電気用品安全法の遵守はもちろんのこと、安全性に関する国際規格である IEC 60950-1 または IEC 62368-1 に準拠した設計をしています。

また、VAIO株式会社では、お客さまにより安心して安全にご使用いただける製品を実現するため、設計の各段階で危害想定を実施しています。危害想定では、現在130項目以上の安全性確認を行っています。

電気用品安全法

電気用品安全法(PSE)とは、電気用品の製造、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的とする法律です。
ACアダプターと電源コードが、特定電気用品としてPSEの対象です。リチウムイオンバッテリーが、特定電気用品以外の電気用品としてPSEの対象です。パソコン本体は、PSEの対象外です。

IEC 60950-1/ IEC 62368-1

IEC 60950-1 は、情報技術装置の安全性に関する国際規格です。IEC 62368-1 は、オーディオ・ビデオ・情報および通信技術機器の安全性に関する国際規格です。

危害想定

危害想定とは、お客さま視点に立ち、予見可能な誤使用も考慮して、あらゆる使用環境や製品の状態などで生じる危害を想定し、これら危害の低減策を検討・実行する、VAIO独自の製品安全活動です。

EMC


VAIO株式会社製パソコンは、他の電子機器の動作に影響する電磁妨害波(ノイズ)に関するVCCIクラスBの技術基準に適合しており、製品上に「VCCIマーク」を表示しています。

VCCIクラスB

VCCIとは、「一般社団法人 VCCI協会」 の略称です。VCCIの技術基準に適合していることを示す「VCCIマーク」は、VCCI会員のみが製品上に表示することができます。クラスBは、家庭環境で使用することを意図したものです。

無線


VAIO株式会社製パソコンは、5G/4G LTE/Wi-Fi/Bluetoothなどの無線機能が、公共の電波へ影響を及ぼさないよう、電波法の認証を取得しています。

電波法

電波法とは、電波の公平且つ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的とする法律です。

通信


VAIO株式会社製パソコンは、電気通信ネットワークへの損傷や無線通信への混信・妨害等を発生させないよう、電気通信事業法の認証を取得しています。

電気通信事業法

電気通信事業法とは、電気通信事業の公共性にかんがみ、その運営を適正かつ合理的なものとするとともに、その公正な競争を促進することにより、電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者の利益を保護し、もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的とする法律です。

VAIO株式会社製パソコンにおける製品安全への取り組み