個人向けモバイルPC VAIO SX12・VAIO SX14シリーズに2020秋冬新モデル登場

個人向けモバイルPC VAIO SX12・VAIO SX14シリーズに2020秋冬新モデル登場
バッテリー駆動時間最大約22.7h*1、Wi-Fi 6対応等、「新しい働き方」がもっと快適に

VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市 代表取締役社長:山本 知弘 以下VAIO)は、テレワークを中心とする「新しい働き方」でより活躍する機能・性能を備える新モデルを、個人向けモバイルPC「VAIO® SX12」「VAIO® SX14」2シリーズにおいて発売いたします。
外出時も安心のバッテリー駆動時間の向上やWeb会議でも生産性を損なわない高い映像処理性能を誇るGPUを搭載したプロセッサーの採用等、機能・性能面でのアップデートに加え、プレミアムエディションとして「ALL BLACK EDITION」、「RED EDITION」(数量限定)も同時発売いたします。
VAIO独自調査*2によれば、70%強の人がテレワーク・在宅勤務を一度は実施し、現在(調査時)も実施中、あるいは今後の制度化に向けて準備中という結果が出ており、働く場所に縛られない新しい働き方が定着しつつあります。VAIOは設立以来、一貫して「働き方改革」の一助となるモバイルPC及びソリューションの提供に努めてきましたが、本製品の発売を通じ、こうした新しい働き方に挑戦するビジネスパーソンの皆さまへのサポートをより一層強化してまいります。

*1 VAIO SX14のFHDモデルにおける最大駆動時間(JEITA2.0測定)。使用状況および設定等により変動します。
*2 VAIO独自調査(調査期間:2020年7月1日-2020年7月31日。調査方法:記名式WEB調査)


写真)左から、12.5型ワイド「VAIO® SX12」、14.0型ワイド「VAIO® SX14」

<前モデル(2020年1月発売モデル)からの主な進化点>

1. インテル® Iris® グラフィックス搭載の第10世代Coreプロセッサー採用
2. バッテリー駆動時間向上(VAIO SX12 最大約16.5h /VAIO SX14 最大約22.7h)
3. 快適な動作を実現するスタンダードSSD(PCle)・32GBメインメモリーの選択が可能に
4. 高速で繋がりやすくセキュリティー性にも優れたWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に新対応
5. 生産性向上に寄与する外部ディスプレイ出力がType-C™経由での最大5Kまで対応

<参考:「新しい働き方」ニーズに対応!前モデルから継承される主な機能・性能>

1. 持ち運びも苦にならない軽量さと堅牢さを両立する「カーボンウォール天板」採用
2. モバイル環境でも安心の充電の選択肢「USB Power Delivery」「5Vアシスト充電」
3. テレワークでも高い生産性を発揮する「VAIO TruePerformance®」
4. 場所を問わずにどこでもオンライン「SIMフリーLTE」対応
5. 安全・快適なセキュリティーを実現する「顔」「指紋」のダブル生体認証


<前モデル(2020年1月発売モデル)からの主な進化点>

1. インテル® Iris® グラフィックス搭載*の第10世代Coreプロセッサー採用

最大4コア/8スレッド駆動という卓越したハイパフォーマンスに加え、前モデルよりもグラフィック性能に優れる第10世代インテル® Core™ プロセッサー Uプロセッサーラインを搭載しています。サイズの大きい写真・動画の取り扱いに加え、昨今、利用頻度の高まっているWeb会議アプリの動作がスムーズになります。

*Core i7搭載モデルのみ


図)3D描画ベンチマークテストによる、パフォーマンスの向上*

*VAIO調べ。ドラゴンクエストX ベンチマークソフト(Ver.1.51/FHD/最高画質/フルスクリーン)でのベンチマークスコア(上図)。試作機における測定結果です。ご使用の環境やスペック構成により、結果が異なる場合があります。
VAIO TruePerformanceについては後述の「テレワークでも高い生産性を発揮する『VAIO TruePerformance』」をご覧ください。

2. バッテリー駆動時間向上(VAIO SX12 最大約16.5h /VAIO SX14 最大約22.7h)

これまでとほぼ同じ重量・サイズで長時間駆動化を実現した新型バッテリーを採用。消費電力が大きくなるLTE接続時*でもVAIO SX12で最大6.2時間、VAIO SX14で最大約6.8時間の連続駆動が可能です。外出時にACアダプターを持ち歩く必要がなくなり、荷物がさらに軽くなります。


図)最大駆動時間(JEITA2.0測定)

* LTE連続接続時、WEB巡回60秒間隔、キー入力10秒間隔、輝度150cd/m2においてのバッテリー容量が100%から5%までの駆動時間。最大駆動時間は本体仕様により異なります。また、駆動時間は使用状況および設定等により変動します。

3. 快適な動作を実現するスタンダードSSD(PCle)・32GBメインメモリーの選択が可能に

高速なストレージを搭載することで、ファイルコピーやアプリケーション起動など、日常的な作業が高速化できます。本モデルでは、前モデルまで採用していた一般的なSATA接続SSDの選択肢が、最大3.5倍 (VAIO調べ。CrystalDiskMark7.0.0によるシーケンシャルリード/ライトのベンチマークスコア)*も高速なスタンダードSSD(PCIe)へと切り替わりました。画像や動画を多数扱う方には前モデルに引き続き、「第三世代 ハイスピードSSD」の大容量2TBの選択肢もご用意しています。
また、複数の作業を並行して行う際の速度や安定性に影響するメインメモリーは8GB/16GBに加えて、クリエイターのハードな要求にも余裕で応える32GBが選択可能となりました。


図)10GBの1ファイルを、フォルダからフォルダへコピーした場合の処理時間*

* VAIO調べ。ご使用の環境により結果が異なる場合があります。

4. 高速で繋がりやすくセキュリティー性にも優れたWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に新対応

これまで以上に高速で繋がりやすく、さらにセキュリティー性にも優れた最新のWi-Fi規格「Wi-Fi 6」に対応しました。Webブラウジングはもちろん、大きなデータのダウンロードやWeb会議などもスムーズに行えます。また、たくさんの人数でインターネットに繋いでいるときにも速度が落ちにくい「MU-MIMO」も5G帯に加え、2.4G帯にも対応し、繋がりやすさが向上しました。


図)最大通信速度*(Gbps)

* Wi-Fi 6での接続にはWi-Fi 6 に対応したルーターが必要です。対応する通信機器とMIMO 2×2(5Ghz帯・帯域幅160MHz)で通信した場合の最大通信速度(理論値)。


MU-MIMOは複数の端末に同時にデータ送信するため、端末の数が増えてもネットワーク速度があまり低下しません。

5. 生産性向上に寄与する外部ディスプレイ出力がType-C経由での最大5Kまで対応

モバイルノートPCにも関わらずビジネスの現場で求められるインターフェイスをフル装備しており、さまざまな周辺機器を直接つなぎ、機能を拡張できるので、生産性を損なうことがありません。
新モデルでは、Type-C(DisplayPort)経由での外部ディスプレイ出力が最大5Kまで対応するようになり、より広いモニターをご利用いただけるようになりました。

* すべての端子にモニターを接続した場合、OSのマルチディスプレイ機能により選択されているモニターが有効になります。

<参考:「新しい働き方」ニーズに対応!前モデルから継承される主な機能・性能>

VAIO独自調査の結果、テレワーク用PCを選ぶ基準として、価格と同等以上にモビリティ性能やバッテリー駆動時間、CPU等のスペック、堅牢さなどが重視されていることがわかっています。

VAIO SX12・VAIO SX14シリーズにはこうした「新しい働き方」で重視される機能が必要十分に備わっており、本モデルにも継承されています。具体的には下記のようなものがあります。

1. 持ち運びも苦にならない軽量さと堅牢さを両立する「カーボンウォール天板」採用

コンパクトな天板部にギリギリまで大画面化したディスプレイを搭載すると、通常、重量の増加や堅牢性の低下が懸念されますが、VAIO SX12・VAIO SX14シリーズは東レ株式会社との共同開発で生まれた超高弾性UDカーボン*が「面」で強度を確保する「カーボンウォール天板」を採用することで、堅牢で超軽量のボディを実現しています。

* VAIO SX14の場合。VAIO SX12は高弾性UDカーボン。UDカーボンのUDとは、Uni Directional(単一方向性)の略。カーボン繊維を同じ方向に並べた層を、縦、横に幾層にも重ね合わせることで、どの方向の力にも強い一枚に仕立てています。

 

 

2. モバイル環境でも安心の充電の選択肢「USB Power Delivery」「5Vアシスト充電」

新モデルではバッテリー駆動時間が大幅に向上しましたが、いざ充電する際にも付属のACアダプターに加え、USB Type-C端子を用いて最新のUSB Power Delivery対応機器からの給電/充電やスマートフォン向けの5Vモバイルバッテリーや充電器を使った、VAIO独自の「5Vアシスト充電*」にも対応しています。スマートフォンと同じ充電器を使えるので、荷物は最小限にいざというときにも安心です。
* 使用状況によっては電力の消費速度が給電速度を上回るケースがあります。

3. テレワークでも高い生産性を発揮する「VAIO TruePerformance」

VAIOが追求する、「快」が仕事の生産性を高めるという思想に基づき、必要な時に、より高い性能を発揮できるようにVAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance」が施されています。電源強化や放熱能力の向上などによって、より高いパフォーマンスを持続的に発揮します。


* この図はコンセプト図であり、実際の動作とは異なります。
VAIO TruePerformanceについての詳細はコチラをご覧ください。

4. 安全・快適なセキュリティーを実現する「顔」「指紋」のダブル生体認証

オフィス外へのPCの持ち出しが当たり前になると、セキュリティー機能も重視されますが、本シリーズでは、Windows Hello対応の生体認証方式を最大2種類(「顔」「指紋」)から設定可能です。ふだんは顔認証で素早く、マスクをしているときなどは指紋認証でパスワード入力をせずにログインできるので、パスワードを複雑で強固な文字列にしても面倒なく安全・快適に利用できます。

5. 場所を問わずにどこでもオンライン「SIMフリーLTE」対応

モバイルデータ通信機能を内蔵したLTE対応モデルなら、Wi-Fiルーターや、スマートフォンのテザリング機能を使うことなく、本体だけでインターネットにアクセスできます。自宅やオフィスではWi-Fiで、外出先ではLTEでと、今いる場所のネット環境によって最適な回線を選んでくれるので、いちいち切り替える煩わしさもありません。大手通信事業者はもちろん、いわゆる「格安SIM」もご利用いただけるSIMフリーで、国内の通信回線に最適化しているので、いつでもどこでも、しっかりつながります。
また、LTE/Wi-FiアンテナをPC利用時に最も高い位置となるディスプレイ上端に配置することで、優れた電波の受信感度を維持しています。多くの狭額縁モデルで採用されているヒンジ部アンテナと比べて安定した通信が期待できます。

 

<各シリーズの基本情報>

1. VAIO SX12:VAIOが再定義する「メインマシンの最小形*」

・約887g (最軽量構成時)のコンパクトボディ
・フルサイズキーボード搭載
・12.5型フルHDディスプレイ
・ブラック・シルバー・ブラウン・ピンクの4色展開
*フルピッチキーボード搭載のクラムシェル型VAIO PCにおける最小サイズ(VAIO調べ)

2. VAIO SX14:「大画面×軽量×高速」を極め、モバイルPCの新たなスタンダード

・既存の13.3型ディスプレイのPCと同じフットプリント(設置面積)を維持しながら、14.0型ディスプレイを搭載
・「カーボンウォール天板」の採用により約999g (最軽量構成時)
・高精細な4K液晶を選択可能
・ブラック・シルバー・ブラウンの3色展開

<プレミアムエディション>

1. ALL BLACK EDITION

プレミアムエディションとして「黒」と「高性能」へのこだわりを追求し、高い人気を誇るALL BLACK EDITIONを本シリーズでも引き続き発売します。これまで同様、天面VAIOロゴ及びオーナメントが黒く染め上げられていることに加え、極限まで黒で統一したいというお客様の要望に応え、隠し刻印キーボードが選択可能です。

2. RED EDITION(数量限定)

前モデルでも好評いただいていた「RED EDITION」を本モデルにおいても数量限定で発売いたします。RED EDITIONは3層コートで表現された赤い天板、磨きと染色に手間と時間をかけた赤いパームレストなど、数量限定だからこそ実現するVAIO理想の「赤」にこだわり抜いたプレミアムエディションです。
背面オーナメント、ディスプレイベゼル、底面、キートップはブラックで統一され、レッドとブラックのツートーンが生み出すコントラストが見る人に鮮烈な印象を残します。また、キートップの刻印まで黒く染め上げた「隠し刻印キーボード(日本語/英字)」が選択可能で、その世界観をさらにご堪能いただけます。

<展示予定(VAIO 個人向けカスタマイズモデル)>

2020年10月9日(金)~
・ソニーストア直営店舗(銀座/札幌/名古屋/大阪/福岡天神)
https://www.sony.jp/store/retail/
・大型家電量販店 VAIO展示店(VAIO OWNER MADE)
https://www.sony.jp/vaio-v/store/special/locater/dealer/

尚、VAIO SX14 | RED EDITIONについてはソニーストア直営店舗(銀座/札幌/名古屋/大阪/福岡天神)で2020年10月1日より先行展示しています。

<新製品ページ>

「VAIO SX12」:
https://vaio.com/products/sx123/
「VAIO SX14」:
https://vaio.com/products/sx143/
「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」「VAIO SX14 | ALL BLACK EDITION」:
https://vaio.com/products/allblack_sx1214-3/
「VAIO SX12 | RED EDITION」「VAIO SX14 | RED EDITION」:
https://vaio.com/products/red_sx1214-3/

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