VAIOがJ-クレジットによりカーボンオフセットしたPCを三井住友ファイナンス&リースへ提供
「長野県安曇野市の中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」によって創出
VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市 代表取締役社長:山野 正樹 以下「VAIO」)は、「安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」(以下「プロジェクト」)*1による創出分を含むJ-クレジット(以下「水田クレジット」)を付加することで「カーボンオフセット」したPC*2の取り扱いを開始し、第一弾として三井住友ファイナンス&リース株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橘 正喜 以下「SMFL」)がグループ会社のSMFLレンタル株式会社を通じて温室効果ガスを削減した価値を含む同PCを2024年5月に導入しました。
*1: VAIOが主体となり、安曇野市新田エリアの水田にてJ-クレジット制度(温室効果ガスの排出削減量を「クレジット」として国が認証し、取引を可能とする制度)で認証された「水稲栽培による中干し期間の延長」をGreen Carbon株式会社と共同で実施し、温室効果ガスの削減に取り組んだプロジェクト。2023年実施。
詳細はVAIOのプレスリリース( https://vaio.com/news/nakaboshi_230907/ )をご覧ください。
*2: Green Carbon株式会社からの水田クレジット購入によりカーボンオフセットしたPC。この水田クレジットには「安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」創出分を含む。
詳細はGreen Carbon株式会社のプレスリリース( https://green-carbon.co.jp/nihonhatu/ )をご覧ください。
<取り扱う製品について>
機種:14.0型ワイド「VAIO Pro PK」
https://biz.vaio.com/shop/pages/pk23.aspx
導入までの経緯:
- 2023年7-8月 中干し実施
- 2023年9月 プロジェクト発表
- 2024年1月 J-クレジット認証
- 2024年4月 VAIOが水田クレジット1,000tを購入。その内、VAIOが創出したクレジットは15t(12.5ha分)
- 2024年5月 製品の取り扱い開始・導入
<この取り組みを通じて目指すこと>
1)VAIO
VAIOは2014年の設立以来、一貫して環境経営を推進し、VAIO環境経営方針の1つとして、働きやすい環境の整備、エネルギー使用の合理化を行い、2030年度にCO2 排出量(温室効果ガス)を2018年度比で50%削減することを掲げています。「安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」もその方針に則って「カーボンインセット」(自社のサプライチェーンでステークホルダーとの連携等を通じて温室効果ガスの排出量を削減する仕組み)を目指す1つとして実施しております。
水田クレジットによりカーボンオフセットしたPCの取り扱いは今後も引き続き実施する予定です。また他事業活動やもの作りにおいても、環境負荷低減を図り、持続可能な社会づくりへの貢献を目指してまいります。
2)SMFL
SMFLは、経営理念・経営方針を示す「SMFL Way」のOur Vision(私たちの目指す姿)の一つとして「SDGs 経営で未来に選ばれる企業」を掲げています。また、「環境」「次世代」「コミュニティ」「働きがい」の4つを重点課題に設定し、全社活動としてSDGsに取り組んでいます。社会課題に正面から取り組み、未来に向けて社会の持続的な発展に貢献し、次世代に選ばれる企業を目指していきます。
<参考:VAIOの地球温暖化対策に関連したその他の取り組み>
- 2022年7月 中小企業SBT取得
- 2023年7月 VAIO安曇野本社・工場で使用する全電力を再生可能エネルギー化 https://vaio.com/news/co2free_230703/
- 2023年8月 認定整備済PC事業開始(リユースPC活用によるリサイクル)
- 2024年2月 VAIO本社および本社工場にて「ISO14001」の認証を取得https://vaio.com/news/news_240228/
その他、無塗装樹脂や再生プラスチックの活用同梱物削減など、ものづくりの各過程において、地球温暖化対策にもつながる環境に配慮した小さな工夫を積み重ねています*。
*詳細はVAIOの環境配慮への取り組み(VAIO公式サイト内)をご参照ください。
https://vaio.com/environment/