法人導入事例 SMAS(住友三井オートサービス株式会社)様


キッティングから回収検査まで、一気通貫のLCMサービス導入で運用負担を劇的に軽減

SMAS(住友三井オートサービス株式会社)
デジタル統括部
部長

新藤 隆信

SMAS(住友三井オートサービス株式会社)
デジタル統括部
統括グループ マネージャー

吉川 倫史

SMAS(住友三井オートサービス株式会社)
デジタル統括部統括グループ
部長付

髙田 亮二

SMAS(住友三井オートサービス株式会社)
デジタル統括部
インフラストラテジーグループ
主任

林 由紀子

オートリース事業を中核に、車両管理・メンテナンスをはじめとする各種モビリティサービスを全国展開するSMAS(住友三井オートサービス株式会社)。北海道から沖縄まで国内全域に拠点を構え、アジアパシフィックへの展開も進める同社にとって、約2,000名の社員が利用する業務PCの刷新(総数2,750台)は、事業を支える重要なミッションでした。ここではその取り組みを牽引した同社デジタル統括部の皆さんにお話を伺います。

納期、費用、サービス、全ての面でVAIOしかなかった

SMASが2024年度後半から2025年度初頭にかけて実施した業務PC刷新の背景には、社内基幹システムをクラウドへ移行する大型プロジェクトの存在がありました。今回の取り組みで技術面を担当した、同社デジタル統括部統括グループマネージャー 吉川倫史氏は、そのプロジェクトが動き出す前にPC刷新を終えていることが最重要条件だったと当時を振り返ります。

「ところが、当時は半導体不足のまっただ中。どのメーカーに問い合わせても『納期は確約できない』という返答でした。そうした中、VAIOに相談したところ『大丈夫です!』と言っていただけたのが本当にありがたかったですね。本格導入に先駆け、2023年6月に5台のVAIOをシンクライアントとして用いるミニマムなプロジェクトを実施したのですが、その際の技術的サポートの充実ぶりも、VAIO導入を後押ししました」(吉川氏)

今回のPC刷新でプロジェクトマネージャーを務めた統括グループ 部長付 髙田亮二氏は、納期の確約に加え、PCの運用をサポートするLCM(Life Cycle Management)サービスの提案もIT部門のリソース不足に悩まされていた同社にとって大きな魅力だったと言います。

「PCの導入ひとつ見ても、以前はメーカーから別の業者に送り、そこでキッティングしてから全国配送という多段構成で費用がかさんでいました。その点VAIOならキッティングから現場への直接配送だけでなく、その後の運用、回収検査までを一気通貫で対応していただけます。特にPCを倉庫へ返送した際にハードウェアをメーカー視点でしっかり検査してもらえるのは他にないメリットです。費用面でもサービス面でも、もうVAIOしかないという結論でしたね」(髙田氏)

なお、VAIOのLCMサービスについては本格導入前にVAIO安曇野本社にご招待。組み立て、検査工程のほか、キッティング現場などをご視察いただきました。

「こんなことまでやるのかというハードな品質試験や、実際にキッティングを行う環境のセキュリティーなどを実際にその目で確認させていただき、安心して全てをおまかせできると判断しました」(吉川氏)

TRUST DELETE Biz × eSIMで確実なリモート消去を実現

SMASが業務PCに求めた性能は明確です。営業職を中心に持ち運びが多いことから、何より軽量性と堅牢性の両立が必須。そして、社外利用に伴う紛失時リスクの対策が求められていました。同社ではこうした条件から、12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載するVAIO Pro PJを選定しています。

全社にセカンドディスプレイを別途配布していたので画面サイズが小さいことは問題になりませんでした。なお、スペック面ではTeams会議の本格運用などを見据えてメモリは16GBを最低基準とした一方、ストレージは256GBに抑えています。

「セキュリティーの観点からPCのローカルには基本的にデータを保存させないという方針なので、ストレージは一番小さいもので十分でした。ユーザーには必ず、ネットワークドライブやクラウドストレージを使うよう徹底していただいています」(吉川氏)

その上で、さらなるセキュリティー対策として、リモート消去ソリューションTRUST DELETE Biz for VAIOを全モデルに導入。盗難時に物理SIMカードを抜き取られてリモート消去が動作しなくなるリスクを防ぐため、eSIM対応も必須要件としています。

「お客さまの大切なデータを扱っているので、盗難や紛失によるデータ流出は絶対に許されません。TRUST DELETE Biz for VAIOの大きな強みは、SMS経由で消去指示を送れること。VPN前提の弊社ネットワーク構成下でも確実にリモート消去できるのは我々にとって大きなメリットでした。合わせてTRUST DELETE 24も導入し、24時間体制でのサポートを実現しています。またそれとは別に全台に専用ののぞき見防止フィルターを装着し、出先での情報漏えいリスクに対策しています」(吉川氏)

運用サイドの業務負荷が劇的に改善

その後、無事、スケジュール通りの納品を実現し、2025年2月から本格稼働を開始したVAIO Pro PJ。SMASの全社員が業務で活用し始めてからすでに1年以上が経過している現在、運用サイドの業務負荷は劇的に改善したと髙田氏、吉川氏はその手応えを語ります。

「特に、導入から運用フェーズまでしっかりお付き合いいただけるLCMサービスの安心感が、VAIOならではのものだと高く評価しています。同様のサービスを個別に提供している会社はいくつもありますが、VAIOなら窓口が1つに集約されるメリットがあります。問題を切り分け、個別にベンダーやメーカーに問い合わせる手間が減りました」(吉川氏)

「その対応も素晴らしく、チームの運用担当者が一人増えたような感覚です。特にトラブル解決の場面ではコミュニケーションの質が大きく変わりました。窓口担当だけでなく、工場の担当者、LCMの担当者が一丸となって課題の共有から解決までをやってくださるので、安心して任せられますし、こちらが満足するゴールまできちんと持っていってくれます」(髙田氏)

また、故障率についても興味深い変化がありました。

「正直に言うと、当初は思ったよりも故障報告が上がってくるなと感じました。ただ、よくよく考えてみると、それはLCMサービスによって、これまで私たちが気付けていなかったような故障までしっかり発見されているからなのですね。小さな故障がいち早く発見、修理されていることで、ライフサイクル後期の致命的な故障が減るのではないかと期待しています」(吉川氏)

もちろん、実際にPCを利用するユーザーからの評価も上々です。デジタル統括部のメンバーとして、現場へのVAIO Pro PJ配布・展開を担当した林由紀子氏からはユーザー目線での感想を次のようにお話しいただきました。

「起動が速いことに加え、顔認証でスムーズにログインできるのが良いですね。そして何より、薄くて軽い点が気に入っています。これまで使っていたノートPCは画面サイズこそ同じものの、厚さがあったため、女性の小さなバッグには入れにくい問題がありました。その点、VAIO Pro PJはすごくスリムでサッとバッグに入れて持ち歩けます。デザイン的にもスタイリッシュで、社内での評価も上々です」(林氏)

そのほか、180度開く液晶ディスプレイや、タイピング時に適切な傾斜が付くキーボード、AIノイズキャンセリング機能などもそれぞれ、その実用性が高く評価されているとのことです。

「特にAIノイズキャンセリング機能はユーザーからも好評です。Web会議が多く、席で参加することも多いので、周囲の雑音が抑えられるのはありがたい。SMASでは週2回までテレワークが可能ですが、自宅やレンタルオフィスでの会議でも、周囲の雑音が入らず、快適に使えています」(髙田氏)

現時点での満足度は高い。これからの製品、サービスの充実にも期待

業務PCを含めたデジタル基盤一新を成し遂げ、次なるステージを目指すSMAS。デジタル統括部部長として今回の取り組みを監督した新藤隆信氏は、今回のVAIO導入について、次のように総括します。

「私たちにとって、業務PCは基幹システムとビジネスを結びつけるエンドポイントとして極めて重要な存在です。それゆえに、これまでもシンプルかつ標準機能に優れた製品を求めてきました。その点、VAIOはセキュリティー面も含め、現場の評価も高く、満足しています。もちろん、VAIOにはこれからも役に立ってもらわねばなりません。そのためにも、場所を問わない新しい働き方や、AIなどのデジタル環境変化にしっかり追随した製品ラインアップとサービスの充実に期待しています。また、それら機能向上に加え、これまで以上に手厚い運用サポートにも期待しているところです」(新藤氏)

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