法人導入事例 JCOM株式会社様

全社員のVAIOを高性能新モデルにリプレースし、さらなる業務革新を促す

JCOM株式会社
情報システム本部
コーポレートシステム部
部長

水野 善孝

JCOM株式会社
情報システム本部
コーポレートシステム部
副部長

須藤 正浩

JCOM株式会社
情報システム本部
コーポレートシステム部
 

牛島 栄一

『もっと、心に響かせよう。もっと、暮らしを支えよう。明日を未来を拓いていこう。』の企業理念のもと、地域密着型の放送・通信事業者として、ケーブルテレビやインターネットなど、暮らしを支えるサービスを展開してきたJCOM株式会社。同社では2018年よりグループ社員が利用する業務用ノートPC約1万7000台をVAIOに統一しており、2023年からはそれらを新しいVAIO Pro PKに置き換えるプロジェクトが始まっています。数ある選択肢の中から、再びVAIOを選んでいただけた理由とその後の活用について、同社情報システム本部コーポレートシステム部の皆さんに伺いました。

パフォーマンスや軽さなど、必要な機能を求めたら再びVAIOに

働き方改革の波を受け、2018年に新しいワークスタイルの普及を促すべく社内PCをVAIOへと一新したJCOM。新型コロナ禍中のリモートワーク移行においても、高性能なVAIOがコミュニケーションツールとしても活躍し、それまで通りの業務遂行を可能にしたと高くご評価いただいています。

[関連記事]当時のお話はこちらでもご紹介しています。
PCのリプレースで働き方改革を促し、新型コロナ禍下でも通常業務を遂行可能に。

そんなVAIO導入から5年が経過した2023年。いよいよそのリプレース計画が動き出しました。“次”の社内PCに求めたものは何か? 同社情報システム本部 コーポレートシステム部 副部長として要件定義や導入にまつわる実務を担当した須藤正浩氏は次のように当時を振り返ります。

「Web会議や生成AIなど、PCで利用するソフトウェアやサービスは日々進化しています。それに伴い求められるパフォーマンスはどんどん高くなっていますから、こうした最新テクノロジーを長期にわたり、ストレスなく利用できるハイスペックは大前提でした。また、在宅勤務のためにPCを持ち帰ることが負担とならないよう、それまで使っていたVAIOより軽いことや、堅牢性、セキュリティー対策に優れること、保守内容が充実していることなども重視しています」

要件を満たす選択肢を求め、ゼロベースで検討を重ねていったという移行プロジェクトチームは、最終候補となった3製品の中から再びVAIOを選択しました。

「一番の決め手は質量です。他社製品にも魅力的な選択肢は存在したのですが、その中でもVAIOが最も軽く、リモートワークを交えたこれからのハイブリッドな働き方にマッチすると考えたためです。持ち運びすることで破損や紛失のリスクが高まるのですが、安曇野のVAIO本社工場で見学させていただいた厳しい品質試験を耐え抜く様子や、BitLocker対応などのセキュリティー対策が安心感を与えてくれました」(須藤)

もちろん、2018年以来、JCOMの業務を支えてきた実績も再びのVAIO選定を後押ししたとのこと。特に故障率の低さを実感していたことが重要だったと、導入検討機の検証に携わった牛島栄一氏は言います。

「ほとんどのメーカーが故障率を公開していない中、約5年間、VAIOを使い続けてきて、実際に故障率が極めて低く抑えられていたことは無視できません。実は本来、4年でリースアップする予定だったのですが、あまりに壊れないので1年延長になったほどなんですよ(笑)。数少ない故障時の対応が真摯で素早かったことも評価しています」

全社員にCore i7プロセッサー、16GBメモリー搭載モデルを支給

こうして2023年末からJCOMに新しいVAIO Pro PKが導入開始。この際、同社ではもうひとつこだわったことがありました。それは、導入される全てのVAIOをCore i7プロセッサー、16GBメモリーを搭載する高性能モデルで統一することです。

「JCOMにはさまざまな業種の社員がおり、必要なスペックはそれぞれ異なります。にも関わらず、今回、最もハードに利用する社員に合わせたハイスペックに揃えたのは、オンライン会議などでストレスなく使うために必要なスペックを全ての社員に提供し生産性の向上を図ることに加え、管理コストを下げたいという思いがあったから。社内PCが何種類もあると管理・サポートの手間が膨大なものになってしまいますから、たとえ1台あたりの価格が割高になってもメリットが勝ると考えたのです。また、これによってJCOMでは社員に高性能なPCを使わせてくれるらしいぞという声が広まって人材獲得に貢献してくれるのではないかとも期待しています(笑)」(牛島)

最新のVAIO Pro PK導入は段階的に行われ、2024年度は約1万3000台を交換中。さらにハイスペックとなったノートPCが多くの現場で社員の生産性向上に貢献しているとのことです。

「特に好評なのがVAIO本社工場でご紹介いただいたAIノイズキャンセリング機能ですね。最近は新型コロナ禍がひと段落付いたこともあり、我々の部門では原則として週のうち3日は出社する勤務形態になっているのですが、各自のデスクで別々のWeb会議に参加している状況でも周囲の音を拾うことなく、クリアな音声で話せています。ほかにも、長期間使用してもキートップの刻印がかすれにくいことや、Wi-Fiのアンテナが電波を受信しやすいディスプレイ上部に配置されているなど、さまざまなこだわりを教えていただきました」(須藤)

「ハイブリッドワークという観点ではUSB Type-Cを使った充電に対応することも大きな美点と言えるでしょう。元よりVAIOのACアダプターは軽量・コンパクトだったのですが、もし自宅に市販のPower Delivery対応のUSB Type-Cアダプターがあれば、それを使うことができるので、いちいちACアダプターを持ち帰る必要がなくなります」(牛島)

そのほか、Core i7プロセッサーおよび16GBメモリー搭載も日常のあらゆる作業の高速化に繫がっており、ユーザーからは「動作がとてもスムーズで、ストレスなく業務に取り組める」という声が多数上がってきているそうです。もちろん、VAIO導入のメリットはユーザーサイドにとどまりません。管理サイドから見ても、「初期不良率が0.2%程度に抑えられている」(牛島)など、すでに多くの導入成果を感じていただけています。

個々人の能力を補完し、最大限に引き出すデバイスの提供に期待

新しいVAIO Pro PKを武器に、今後のビジネスをさらに強力に推し進めていくJCOMの今後の展望について、移行プロジェクトの責任者であるコーポレートシステム部 部長 水野善孝氏は次のように語り、今後のさらなるVAIOの貢献を求めました。

「JCOMは2024年度から、2030年に向けた新たな中期経営計画をスタート。『暮らしのうれしいと 地域のゆたかさを 進化させるパートナーへ。』というビジョンと、2027年に売上高1兆円越える企業になるという目標を掲げました。これを実現するには、圧倒的なスピードで継続的に業務を革新し続ける必要があります。そしてそのためには、どのような業務スタイルでもユーザーがストレスなく作業を遂行できることに加え、人の能力を補完し、最大限に引き出し、さらに拡張する可能性を秘めた画期的でコスト効率の良いデバイスが必要です。たとえば、先日発売されたモバイルディスプレイVAIO Vision+ 14Pのように、『VAIOのある場所が、個人専用あるいは協働のクリエイティブなオフィスとなる』製品を今後も継続的に生み出していただけることに期待しています」

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※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。