INTERVIEW

多様な声を形にする喜び
メカ設計のやりがい

T.N.さん

メカ設計
2014年入社 安曇野本社勤務

漠然とした動機から始まった
”メカ設計”に携わる人生

ご経歴をお聞かせいただけますか?

長野工業高等専門学校の機械工学科で設計を学んだあと、2009年、ソニーグループ会社でVAIOの生産拠点であり、今のVAIO工場の前身となる「ソニーイーエムシーエス株式会社 長野テクノロジーサイト(現ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株))」に入社しました。2014年、ソニーからPC事業が独立しVAIO株式会社が設立した時も経験しています。いろいろな変化がありながらもVAIOに16年間在籍しています。

志望動機をお聞かせください。

就職した動機は意外とゆるかったです。正直なところ、車で15分くらいと、オフィスが家から近いことが魅力だったんです(笑)。もちろん、ものづくりの興味はありましたが、当時は漠然と『自分が作った製品が世の中に影響を与えられたらいいな』くらいの気持ちでした。

事業経営や組織が変わる中、
入社以来一貫してVAIOのノートPCの
メカ設計に取り組まれてきた理由は?

メカ設計は、効率的に内部部品を配置するにはどうすればいいのか、外装部品の材料・デザインはどうするかなど、ノートPCの構造に関わる部分の設計に携わります。商品企画から始まり、デザイナー、電気設計、ソフト設計、製造、QA、営業など多くの方たち意思を受けながら、それらをバランスよくまとめて製品を形作っていきます。そのようなワンチームな働き方が私にマッチしたのだと思います。

VAIOは性能・機能だけでなく、
デザイン・カラー面にもこだわりが詰まっている 

最近やりがいを感じたことはありましたか?

最近だと、新製品『VAIO SX14-R』の開発にメカ設計リーダーとして携わりました。これまでVAIOになかった新色のディープエメラルドにもチャレンジしています。好評のアーバンブロンズに次ぐ新カラーで、塗料の選定から発色など苦労した点も多かったのですが、実際に『カラーが購入の決め手となった』という声を聞いたときは、設計としてのやりがいを感じました。

自由闊達、自分たちでポリシーをもって
プロフェッショナルな仕事をする

今年VAIOの設計に携わって
16年目となるT.N.さんですが、
現在の職場の雰囲気はいかがですか?

入社当初から自分の裁量で仕事を進められる印象でしたがVAIO株式会社になってからは、より自由闊達かつ、自分たちでポリシーをもってプロフェッショナルな仕事をするという雰囲気になっていったと思います。マニュアル化したルールに従うのではなく、自分で考えてからアウトプットし、適切なタイミングで上司等に判断してもらう、といった業務が多いです。

社内のコミュニケーションはいかがですか?

安曇野本社では製造の現場が近いため、その都度顔を合わせながら相談できます。製品としてメリットがある構造でも、量産性がよいとは限りません。そんな時にどんな構造なら安定して作業できるか、どんな生産設備を導入すれば実現できるかなどを相談できるのはとても心強いです。
ものづくりの上流から下流まで、1つの拠点に集まっているメリットは非常に大きく、質の高い製品を生み出す原動力になっていると思います。

VAIOへのご応募を検討されている方へのメッセージをいただけますか? 

私自身、入社時に大義を持っていたわけではありません。VAIO入社後、「よい製品を作るこだわり」や高い目標を持つ人たちと一緒に働くことで、徐々に自分自身の成長とやりがいを得られました。やりがいや信念のようなものは、その物事に真剣に取り組んで、時間を費やした結果として後からついてくるものだと思います。興味があれば、ぜひ行動してみてください。VAIOにはそんな皆さんをサポートする体制が整っています。

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