INTERVIEW

プロフェッショナルたちが集い
成長できる環境が整っている

K.M.さん

電気設計
2021年入社 安曇野本社勤務

大学院での学びが活かせる
“熱設計”の部署を希望

2021年新卒入社したK.M.さん。
志望動機を教えてください。

学生のころからVAIOのPCを愛用していたこともあり、就職活動中にVAIOの会社説明会や工場見学に参加するのは、私にとって自然な流れでした。その中でものづくりに対する強いこだわりを感じ、私もVAIOに入社して携わりたいと考えました。

現在の業務を教えてください。

大学院で機械設計・熱流体力学を専攻しており、その研究を活かしたいという希望がかない、現在は開発本部で熱設計を担当しています。PCの熱シミュレーションによる筐体設計・配置検討・部品検討をはじめ、ファンやヒートパイプなど熱部品の導入検討、実機での熱測定・評価などの業務を行っています。入社から2年半はメカ設計部で熱設計に必要な3D設計図などの基礎を学び、2023年から入社時に希望していた熱設計の部門に配属されました。

製品開発はどのように行われていますか?

開発においては、CPUやメモリー、電源、バッテリーなど、それぞれ専門分野の方たちが集まって製品と向き合います。VAIOには専門分野が異なっていても積極的に意見交換できる社風があり、日頃からとても建設的な議論が交わされています。入社当初は、和気あいあいとしつつも妥協がない議論に驚きました。

プロフェッショナルな人材が成長を後押し

現在の職場環境はいかがですか?

大学院での経験が現在の仕事にも役に立っており、好きな分野を仕事にできて、とても嬉しく思っています。
またVAIOに留まらず業界を代表する熱設計の第一人者と一緒に仕事をしており、多くのことを学ぶ機会に恵まれています。課題へのアプローチ方法、知識量、経験値などさまざまなことを学ばせてもらっていますが、そうした機会を得られたことは、私のキャリアにとって大きな財産となっています。

やりがいを感じることはありますか?

2024年に発売した世界最軽量モバイルディスプレイ「VAIO Vision+」の熱設計を担当しています。
同製品には、PCとACアダプターの間にディスプレイを挟み、USB接続して電源供給・充電に対応しながら二画面使えるという『USB PDパススルー』機能が備わっています。しかしディスプレイ経由でPCに電源供給すると、ディスプレイ本体が発熱して動作保証温度を超えてしまうという課題がありました。この問題に対し、数か月間の試行錯誤の結果、発熱を抑える設計を考案し、銅の2倍の熱拡散性能を誇るグラファイトシートを採用することで解決しました。USB PDパススルー機能を実現し、製品レビューなどでユーザーから高評価の言葉をいただいたときは、達成感とやりがいを感じました。

VAIOへのご応募を検討されている方へのメッセージをいただけますか?

電気設計に限らず、仕事では日々学ぶことが大切です。その点、VAIOには頼りになる先輩たち、気軽にコミュニケーションを取れる社風など、自分の成長を後押ししてくれる環境が整っています。
これから「日本のノートPCといえばVAIOだよね」とみなさんに知っていただくために、一緒に働ければ嬉しいなと思います。

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