社員を魅了するデザイン×堅牢ボディ。約4割の故障低減で、ビジネスの継続性を向上


株式会社 東急エージェンシー
コーポレート本部
経営企画局 ICT推進部
部長
⻆田 仁美

株式会社 東急エージェンシー
コーポレート本部
経営企画局 ICT推進部
シニアプランナー
緑川 智樹

株式会社 東急エージェンシー
コーポレート本部
経営企画局 ICT推進部
シニアプランナー
清水 孝紀
東急グループの総合広告会社という枠を超え、あらゆるお客さまの事業成長のために並走する、統合ソリューションを提供する会社として活動の幅を広げてきた株式会社東急エージェンシー。同社は2024年、全社的な業務PC刷新プロジェクトにおいて、広告会社ならではのハードワークに耐えうる選択肢としてVAIOを選定しました。この際、従業員が自身のPCの色を自由に選べるというユニークな施策も断行。その狙いと成果について、同社ICT推進部の皆さんに伺います。
故障対応に現場が疲弊。堅牢性が次期導入PCの最重要要件に
企業で用いられる業務用ノートPCは、個人で購入したものと比べてラフに扱われることが少なくありません。特に社外へ持ち運んで使用されるモバイルノートは、多くの企業で故障率が高く、その対応にあたる部署の大きな負担になっています。
それは東急エージェンシーも例外ではありません。同社で社内PCの管理を一任されているコーポレート本部 経営企画局 ICT推進部でシニアプランナーをつとめる緑川 智樹氏と清水 孝紀氏は、新型コロナ禍直前に導入した社内PCが軽量な反面、故障しやすいことが利用者はもちろん、ICT推進部内でも問題視されていたと明かします。
「営業職などは少しのダウンタイムも許されません。1日でも早く修理あるいは代替機を用意する必要があるのですが、あまりに故障が多く、現場が疲弊してしまっていたのです。また、修理費用がかさむことも経営的な課題になっていました」(清水氏)

「そこで、Windows 11への完全移行を目的として2024年9月に予定されていたPC刷新プロジェクトでは、軽さを維持しつつも堅牢性にも妥協しない方針を掲げることになりました」(緑川氏)

こうした方針のもと、2023年10月に立ち上がったPC刷新プロジェクトでは複数メーカーの製品を比較・検討。数多くの選択肢の中から、14.0型ワイドディスプレイを搭載するハイパフォーマンスモデルVAIO Pro PKと、従来PCを提供していた大手国内メーカー製品の2モデルが最終候補に選ばれました。VAIOが最終候補に残った理由を、清水氏は次のように説明します。
「堅牢性を重視しようと決めたものの、それをどう確認・評価すればいいのかが分からない状態でした。そうした中、VAIOはMIL規格対応*を打ち出していることに加え、堅牢性を証明する品質試験の動画を多数公開しており、その信頼性の高さをしっかりと感じることができました。特に『ペン挟み試験』は、ものを挟みこんで液晶ディスプレイを破損するトラブルが頻発していたこともあり興味を惹かれましたね。『落下衝撃』などの一般的なテストも含め、これだけテストしているのなら大丈夫だろうと感じました。工場見学に参加したメンバーからも『製造工程や品質管理の厳しさに感銘を受けた』という声があり、そのこともVAIO製品への信頼感が強まる一助となっています。そのほか、保守費用も含めた運用コストが従来PCより抑えられそうだという点も大きな魅力として評価しました。」(清水氏)
* MIL規格(MIL-STD-810H)に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い試験し、基本機能に動作欠損無き事を確認しています。信頼性データの収集のため実施しているものであり、落下、衝撃、振動または使用環境の変化などによる無破損、無故障を保証するものではありません。
もちろん、重視されたのは堅牢性だけではありません。商談時に顧客からの問い合わせに即時対応できるパフォーマンスの高さや、これまで使っていたPCよりも一回り大きく見やすい14.0型ワイドディスプレイ、持ち歩きが苦にならない薄型軽量ボディ、バッテリー駆動時間の長さなどもVAIOが最終候補に残ることを後押ししたと言います。
「選定においては、細かな問い合わせに即座に返答してくれることが好印象でした。他社の場合、一度持ち帰って……といった対応になりがちなのですが、VAIOの場合は営業担当の方がその場でデータを確認して返答してくれるなど技術的なレベルが高く、信頼感向上に繋がっています」(清水氏)

社員の支持を集めたVAIOのデザインは、カラーバリエーションが決め手だった
最後の決め手になったのはデザイン性の高さ、特に全5色にもおよぶカラーバリエーションの豊富さでした。導入機種決定前に行われた社内向け内覧会のアンケートで、なんと約9割もの社員がデザイン性の高さを評価し、VAIOに票を投じたのです。

この選択について、ICT推進部を率いる⻆田仁美部長は、東急エージェンシーには「クリエイティブなことに敏感な社風がある」と説明。しかし、それでもここまで極端な反応は予想できなかったそうです。

「内覧会はVAIOともう1社のどちらを選ぶかという主旨で行われたのですが、皆、それを無視して『自分はVAIOのこの色が欲しい!』と勝手に色を選び始めたんです。『私はこの色じゃないとやる気がでない』なんてアンケートに記入する社員もいました。実は当時、管理のしやすさからどれか1色で統一するつもりだったのですが、この反応を見てすぐに考えを改めました。ICT推進部の一存で色を決めたらどの色であっても抗議デモに遭うぞ、と(笑)」
こうして社内アンケートの圧倒的な支持を背景に、東急エージェンシーの次期業務PCはVAIO Pro PKに決定。社内ほぼ全部署、計1,350台のPCがVAIOに入れ替えられることになりました。カラーバリエーションは全5色から社員が好きな色を選べるように。これはICT推進部にとってオペレーションコストの増大を意味しますが、そのリスクをのんででも、実現する価値があると考えました。
「ICT推進部が経営企画局に配置されているのは、単なる情シスとしての役割を求められているのではなく、会社の活性化にも貢献することを求められているからだと考えています。就業環境の整備は本来、衛生要因(不満を解消する要素)ですが、色を選ぶという遊び心を加えた選択肢を提供することでバックヤードからでも社員のモチベーションを高められるのではないか、と」(⻆田部長)
もちろん、VAIOは見た目のスタイリッシュさ以外の点も高く評価されました。内覧会に常駐していた緑川氏は、説明員として同席したVAIO担当者のプレゼンが見事だったと当時を振り返ります。
「本体を開くとキーボードがせり上がってタイピングしやすくなるチルトアップヒンジや、ディスプレイを180度倒せる上、画面表示も回転させられる仕組みなどを実に上手にアピールしていました。そうした説明が刺さった社員も多かったのではないでしょうか」(緑川氏)

故障件数が約4割も減少。修理対応のトータルコストがおよそ半額に
VAIO導入から約1年が経過した現在(取材時点)、その効果は定量・定性の両面で現れています。まず、課題だった故障問題に劇的な改善が見られました。
「愛着を持って使ってもらえているからか、故障件数が以前の6割程度に減りました。結果、修理費用と合わせたトータルコストは、以前の環境と比べておよそ半額になっています。また、修理内容について、どこが故障したのか、どう直したかのレポートをいただけるのもありがたいですね。今後の振り返りなどに役立てていきたいと考えています」(清水氏)
社内アンケートでも、満たされて当然、満たされても「不満がない」状態にとどまる衛生要因であるPCに対し、多くの社員から満足しているという回答を得られました。具体的な感想としては「色を選べたことで愛着が湧いた」「指紋認証の精度が良くなった」といったポジティブな声が多く寄せられたと言います。
「カラーリングを選べるようにしたことは、『東急さんってPCを選べるんですか』とクライアントにちょっとした驚きと斬新な印象を与えられています。また、『私と同じ色だね』『なんでその色にしたの?』と社内でも会議前のアイスブレイク(会話のきっかけ)として機能しているようです。ちなみに私はブライトシルバーとファインホワイトで最後まで悩み、ファインホワイトを選びました。この色だけキーボードが白いところを自慢しています(笑)」(⻆田部長)

「機能面ではAIノイズキャンセリング機能を多用しています。東急エージェンシーは現在、フリーアドレス制を採用しており、どこでも仕事ができる反面、周囲に大抵誰かがいる状況なんです。その点、VAIOなら、周囲の音を気にせず話せるのが良いですね。内蔵マイクの品質も高いため、会議室の据え付けマイクが故障している場合でも問題なくオンライン会議が実施できるようになりました」(⻆田部長)
「なお、今回のPC刷新プロジェクトでは、納入後の社内展開や故障時対応をよりスムーズにするべく、キッティングの自動化にも挑戦しています。そのため、事前に納品PCのIPアドレス提供などをお願いする必要があったのですが、こうした要望にも快く、スピーディに対応してくださいました。あと、VAIOは細かい設定を『VAIOの設定』というアプリで一元管理できるため、そうした部分はユーザーに任せることで、クローニングの対象範囲を小さくすることができています」(緑川氏)

当初の課題を乗り越え、今後、東急エージェンシーのICT戦略はどう進化していくのか。⻆田部長は、今回の「色」の選択肢に加え、今後はスペックや軽さといった「中身」のバリエーションも選べるようにしていきたいと語ります。
「そのためにもVAIOにはこれからもカラーバリエーションのような感性的な価値を失わないでほしいと願っています。効率性や採算性だけを考えれば、ここまでの多色展開はやらないはず。あえてそこに挑戦する姿勢が本当に素晴らしい。当社としても見習い、追いかけていきたい背中です」

関連記事

法人導入事例 株式会社 東急エージェンシー様
社員を魅了するデザイン×堅牢ボディ。約4割の故障低減で、ビジネスの継続性を向上 株式会社 東急エージェンシーコーポレート本部経営企画局 ICT推進部部長 ⻆田 仁美 株式会社 東急エージェンシーコーポ…

法人導入事例 株式会社日立ハイテク様
日立ハイテクが長年にわたってVAIOを採用し続ける、その理由 株式会社日立ハイテクデジタル推進統括本部クロスドメインプラットフォーム本部デジタルプラットフォーム部 主任 久保田 大岳 株式会社日立ハイ…

法人導入事例 株式会社富士薬品様
幅広い業務に対応できる社内PCラインアップをVAIOで構築 株式会社富士薬品DX戦略推進本部情報システム統括部次長 髙野 聖司 株式会社富士薬品DX戦略推進本部情報システム統括部IT企画推進部 管理室…

法人導入事例 株式会社高島屋様
VAIOとソコワクの組み合わせでシンクライアント環境を置き換え 株式会社高島屋情報システム部情報システム担当次長 鈴木 亨 株式会社高島屋情報システム部情報システム担当係長 富田 雄登 2031年に創…

法人導入事例 株式会社物語コーポレーション様
全オフィス、全店舗のPCをVAIOに刷新。故障率半減、初期不良ゼロを実現 株式会社物語コーポレーションIT推進本部ITインフラ・サポート部 部長 坂本 秀昭 株式会社物語コーポレーションIT推進本部I…

法人導入事例 JCOM株式会社様
全社員のVAIOを高性能新モデルにリプレースし、さらなる業務革新を促す JCOM株式会社情報システム本部コーポレートシステム部部長 水野 善孝 JCOM株式会社情報システム本部コーポレートシステム部副…
インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを
Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Celeron、Celeron Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Ultrabook、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。