環境経営への取り組み

ISO14001認証取得

VAIO株式会社本社および本社工場は、国際的な環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。企業活動や製品を通じて、環境負荷の軽減に努めています。

登録規格 ISO14001:2015 / JIS Q 14001:2015
登録事業者 VAIO株式会社本社・本社工場
登録証番号 JQA-EM7898
登録活動範囲 パーソナルコンピュータ製品及びアクセサリー等の設計・開発、製造及び保守サービス
認証機関 一般財団法人日本品質保証機構
ISO14001 IQNET

ISO14001適用範囲 (+詳細を見る)

場所(物理的境界)
  • 本社・本社工場 長野県安曇野市豊科5432
  • 東京オフィス 東京都港区虎ノ門4-3-20 神谷町MTビル16階
  • 大阪オフィス 大阪府大阪市中央区平野町2-4-9 淀屋橋PREX12階
  • 名古屋オフィス 愛知県名古屋市中区栄3-2-3 名古屋日興證券ビル4階
  • 福岡オフィス 福岡県福岡市博多区博多駅東1-18-33 博多イーストテラス1階 Mol.t
部門
  • 開発部門
  • オペレーション部門
  • 経営管理部門
  • 人事総務部門
  • 法人営業部門
  • パーソナル営業部門
  • マーケティング部門
  • グローバル戦略部門
製品
  • パーソナルコンピュータ製品およびアクセサリー等
業務委託
  • 修理業務委託
  • 廃棄物処理委託
  • 燃料運搬委託
  • 製造委託
  • 設計業務委託
  • コールセンター業務委託
  • 部品調達先
  • PCリサイクル業務委託
  • 小型二次電池リサイクル業務委託
  • 容器包装再商品化業務委託

*はISO14001登録範囲


SDGs への貢献

SDGsは、2015年9月に国連で採択された17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標」です。環境経営理念に「持続可能な社会の実現に貢献」を掲げるVAIOは、SDGsの定める14の目標に直接的もしくは間接的に貢献しています。

SDGs

一部の取り組みについてご紹介します。

SDGsの推進に向けて

SDGsの推進に向けて

VAIO株式会社のある長野県は、SDGs達成に向けて優れた取組を提案する「SDGs未来都市」として全国の都道府県で初めて国から選定されるなど、早くからSDGsの達成に向けた取組を積極的に推進しています。VAIO株式会社は、企業活動等を通じてSDGsの達成に意欲的に取り組む県内企業等を登録・PRする長野県独自制度「長野県SDGs推進企業登録制度」に登録されています。

長野県SDGs推進企業登録制度ロゴ

地域美化清掃活動

地域美化清掃活動

「安曇野市豊科地区一斉清掃」にVAIOとして参加。始業前の約1時間、会社周辺道路、公共施設でのゴミ拾いを実施しています。

本件に関連する主なSDGs:SDGs14海の豊かさを守ろう、SDGs15陸の豊かさも守ろう

安曇野市豊科地区一斉清掃

活動の様子

安曇野市豊科地区一斉清掃

2023年11月8日と2024年5月22日で約100人が参加

安曇野市の天然記念物「安曇野のオオルリシジミ」保護活動

安曇野市の天然記念物「安曇野のオオルリシジミ」保護活動

絶滅危惧種である草原の蝶「オオルリシジミ」の保護区が安曇野にあり、隣接する地区にも生息域を広げるべく、2021年より、工場敷地内にオオルリシジミの餌となるクララを植栽し、保護活動に取り組んでいます。
オオルリシジミの詳細に関しては、国営アルプスあづみの公園のホームページをご覧ください。

本件に関連する主なSDGs:SDGs15陸の豊かさも守ろう

Title

活動の様子

Title

クララの苗木

働きやすく働きがいのある職場へ

働きやすく働きがいのある職場へ

VAIO株式会社のある長野県では、誰もが活き活きと働くことができる職場環境づくりに先進的に取り組み、実践する企業等を「職場いきいきアドバンスカンパニー」として認証しています。VAIOは「ワークライフバランスコース」の認証を受けています。


カーボンニュートラルを目指して

気候変動や資源枯渇といったさまざまな地球環境問題が顕在化する中、環境への取り組みを企業の責任と認識し、事業活動やものづくりにおける環境負荷低減を図り、持続可能な社会づくりへの貢献を目指します。

再生可能エネルギーの導入

2023年7月より、VAIO株式会社本社および本社工場で使用する全電力で再生可能エネルギーを使用しています。

中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト

緑豊かなVAIO株式会社の本社周辺には、多くの水田があります。水田で発生するメタンはCO2の25倍の温室効果があり、農林水産省によると「水田からのメタン排出は、我が国全体のメタン排出量の約4割を占めて」いるといいます*1。
VAIO株式会社は、本社隣接地域で実施する「安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクト」を主導し、メタンの発生を抑制することで地域の環境対策に取り組みます。本プロジェクトは2023年中のJ-クレジット*2の認証・発行申請を目標に進めています。
*1 農林水産省ホームページより抜粋
*2 J-クレジット制度:温室効果ガスの排出削減量を「クレジット」として国が認証し、取引を可能とする制度です。詳細はこちらをご覧ください。

「中干し期間の延長」を実施する水田(奧に見える建物はVAIO本社)

「中干し期間の延長」を実施する水田
(奧に見える建物はVAIO本社)

「中干し」を行う様子

「中干し」を行う様子

中小企業版SBT

VAIO株式会社の温室効果ガス排出削減目標は、国際的な気候変動イニシアチブであるSBTiにより「中小企業版SBT」の認定を取得しています。


資源循環に向けて

リユースに関する意識の高まりを受け、2023年8月より、認定整備済PCの販売を開始しました。使用済みPCを自社工場でリファービッシュすることで、新品と比較して部品原材料におけるCO2排出量を約70%削減*し、地球温暖化防止に貢献します。
* VAIO SX14(VJS145シリーズ)新品原材料と、認定整備済PCの代表的な部品交換を実施した場合におけるCO2排出量を比較。2023年7月、VAIO株式会社調べ。

認定整備済PC事業

自社に工場を有するVAIOならではの認定整備済PCです。
使用済みPCをリファービッシュ技術者が部品交換(天板・キーボード・パームレストなど手の触れる部分や、駆動時間に直結する内蔵バッテリーなどの主要部品を新品に交換)、クリーニングならびに検品をした製品をお届けします。
日本国内でのリユース・リデュースを推進し、循環型社会の実現に貢献します。


環境経営レポート

VAIOは環境への取り組みを企業の責任と認識し、事業活動やものづくりにおいて環境負荷低減を図っています。省エネ、省資源、環境に配慮した製品設計・開発などの環境負荷低減に向けた取り組みの実績を「環境経営レポート」にまとめ、公表しています。