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2in1「VAIO Pro PA」だからできる
新しいワークスタイル

株式会社アスキー・メディアワークス Ascii.jp ビジネス (2018年12月20日)より転載
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 「働き方改革」が叫ばれてから2年以上がたち、企業における改革も進んできている。特にモバイルワークの導入については顕著だ。オフィス内でパソコンを使うワークスタイルから、パソコンを外に持ち出すワークスタイルへの変更には、メリットが大きい。例えば、外出先から帰社せずにその場で作業で切れば、移動時間のロスも減り、より効率的に仕事が進められるだろう。

ただし、モバイルワークのメリットを最大限に引き出すためには、どんなマシンを選ぶかも重要だ。オフィス内よりも、堅牢なセキュリティ対策をしなければ不安だし、クラウドを使ったデータのやり取りを導入するなら、常時接続の環境も整えなければならない。これらの条件を満たす一方で、営業マンであれば、取引先や顧客と接する際の仕事の方法についても検討すべきだろう。

そこで候補に挙がるのが、キーボード着脱式の2in1パソコンだ。「VAIO Pro PA」は、こうした条件を満たしつつ、「仕事のやり方」にも変化をもたらすパソコンになっている。

600gを少し超える程度の軽さと、クラムシェルの利便性を損なわない操作感

2in1パソコン、特にデタッチャブル型(キーボード着脱型)の製品は、タブレットとして本体を軽快に持ち運べる利便性がある一方で、ノートパソコンとして使い勝手、特に快適なキー入力を確保するという点で課題があった。それを一気に解決したのが11月に発売された「VAIO Pro PA」だ。

デタッチャブル型の製品は本体(タブレット部)だけを持ち運べば軽いが、キーボードを組み合わせると重いというものが多かった。しかしVAIO Pro PAは、キーボード装着時でも、約1.099kg(最軽量構成時)とモバイル性を損なわない軽さだ。しかも、新開発の「Stabilizer Flap」機構により、130度ほど開いても後ろに倒れず利用でき、VAIOの売りでもあるキーボードが自然な角度に傾斜し、かつパームレストと机上との段差も限りなく小さくするコンセプト(無限パームレスト)も受け継いでいる。

面白いことに、キーボード側はバッテリーの搭載・非搭載を選べる。約109gの重量アップにはなってしまうが、バッテリーを搭載すれば、重量増を補って余りある仕組みを備えている。

メリットは2点だ、第1にバッテリー駆動時間が約7.7時間から約14.4時間へとほぼ倍増すること。第2にキーボード部とタブレット部を分離した状態でも、ワイヤレスキーボードとして利用できる点だ。これを使った新たなワークスタイルの提案もある。キーボードユニットは単独販売もされているので、あとから追加するということも可能だが、ワイヤレスキーボード機能を使う場合は、本体購入時に「ワイヤレスキーボード」を選択している必要があることに注意が必要だ。

キーボードユニットとして別売りされている。オフィスと自宅に置いておくと、普段はタブレットだけ持ち歩けばいいと言う使い方も可能だ

仕事の仕方も変化させる2in1マシンの新たな使い方

作業環境に合わせて利用スタイルを選択できる「VAIO Pro PA」は、法人利用にこそオススメしたいマシンだ。具体的な活用方法を見て行こう。

営業活動では、顧客にパソコンで作成した資料やウェブサイトの情報を見せながら説明する機会が増えている。しかし通常は、顧客と対面の位置に座って商談を進めることになるため、画面を見せるためには、どちらも画面が見える横向きに置いたり、顧客の後ろに回り込んでの説明になってしまう。

ここで問題になるのが、キーボード操作だ。入力や操作をするたびに、自分の側に向けなければならないし、後ろから操作すると変に近づきすぎてしまって気まずいといった状況も生まれる。タブレットであれば、顧客が直接タッチで操作できるので、ある程度の柔軟性が生まれるが、逆向きで画面を見ながら、操作を促すのはやはりやりにくい。

そこで、「VAIO Pro PA」である。タブレットとしてキーボードから外し、例えば立てかけるためだけの簡易クレードルや別売りのカバーを装着してテーブルへ立てるように置けば、画面はお客さま中心で見ることができ、操作はキーボードがワイヤレスで接続されるので自分の方へ向けて集中して操作できる。

保険や金融といった業種では、大きなディスプレーを置いた席を用意して、対面で説明するといったことも実施されているようだ。VAIO Pro PAであれば、よりコンパクトなスペースで、場合によっては出先でも同じことができる。顧客にとっては見やすい画面で理解がしやすい。営業担当はスムーズに自社の製品やサービスを紹介できるだろう。

タブレットをキーボードユニットへ逆に挿すことで、プレゼンツールとしても活用できる。動画を流すならステレオサウンドで聴けるので効果的になる

商談にも役立つ、デジタイザースタイラス機能

VAIO Pro PAはタッチ操作に加え、デジタイザースタイラス(ペン)に対応しており、別途導入すれば画面上でデジタルサインをすることも可能だ。契約書に直筆のサインが必要なとき、手書き入力用タブレットを別途持ち歩くというケースもあるが、「VAIO Pro PA」であればそんなことは不要になる。

ビジネスにおいて、顧客とのコミュニケーションは非常に大切だ。スムーズなやり取りは仕事の効率アップだけでなく、成約率のアップにもつながるかもしれない。

ワコムの「アクティブ静電結合方式(AES)」を採用したデジタイザースタイラス(ペン)は、筆圧4096階調でかつ遅延のない自然な描き心地

クレードル導入でオフィスとモバイルワークでの使い分け

フリーアドレス化やリモートワークの導入が進んでいる。社員1人に1台のマシンを与えようとしたとき、どのサイズのノートパソコンを選ぶかは頭を悩ますだろう。特にオフィスで大画面のディスプレーに慣れた従業員に、モバイルノートを渡すとなると、小さい画面では作業効率が落ちるといった不満を漏らすかもしれない。フリーアドレスとモバイルワークの両立を考えるとより深刻だ。作業効率を考えて大画面のノートを導入したが、持ち運びにはつらいといったことが起こりやすいからだ。

だからといって、オフィス用と外出用のマシンをそれぞれ導入して管理するとなると、手間やコスト面でも不利になる。そんな問題は、クレードルを別途導入することで一気に解決する。

例えば、オフィスの自席などにクレードルを置いておき、そこにディスプレーやキーボード・マウスなどをつないでおく。外出先から返ってきて、本体(タブレット部)をクレードルに差せば、デスクトップに近い操作感で使えるマシンに変貌する。取り外したキーボードはそのままワイヤレスで使ってもいいし、オフィス用にテンキーつきのキーボードを常設しておいてもいいだろう。

クレードルに備わっている端子

また、ディスプレーを接続すれば、タブレットの画面と合わせて2画面で作業できることになり、かなりの作業効率アップにつながるだろう。

LANへの接続や外部ストレージといったUSB機器も同時に接続できるため、その都度ケーブルを脱着するという煩わしさがない。

さまざまなケーブルの接続を、クレードルにセットするだけで完了。外出時も取り外してキーボードユニットへドッキングするだけだ

さまざまな充電方法は出張時に役立つ

「VAIO Pro PA」の注目点として、多彩な充電方法がある。バッテリー搭載のキーボードユニットの場合、最大で約14.4~15時間駆動が可能。1日充電しなくても十分利用できるだろう。しかし出張などで、数日オフィスから離れる場合は、やはり充電が必要になってくる。

通常は付属のACアダプターを持ち運ぶことになる。急速充電にも対応し、荷物をいとわなければてっとり早い。ただ小型に作られてはいるものの、カバンの中ではそれなりにかさばるのも事実だ。そこで勧めたいのが、タブレット部にあるUSB Type-C端子(USB Power Delivery:PD)を使った充電だ。PD対応のモバイルバッテリーを用意しておけば、スマホの電池切れ対策にもなり、一石二鳥だろう。

ACアダプターもかなり小型だが、PD対応充電器にも対応しているのは便利

さらにVAIO Pro PAでは、一般の5V充電器を接続した充電もできる点に注目。あくまでも緊急的なもので、パソコンの電源をオフにした状態での利用が前提でタブレット本体のみの充電。充電時間も通常よりはかかるものの、例えばホテルで寝てる間に充電しておけば、朝には満充電になっているという使い方ができる。

普通のスマホ用の充電器やモバイルバッテリーが使えるのはありがたい

ACアダプターを忘れてきた場合でも、スマホ用のスマホの充電器やUSBケーブルであれば、安価に手に入る。また、最近のホテルは、スマホなどの充電用にUSB電源が用意されているケースが多い。接続用のケーブルさえあれば、充電が進められるだろう。ビジネスにおいて、電池切れでパソコンが使えないというのは最悪の事態だ。それを回避できる手段がいくつも用意されているのはとても重要なことだろう。

このように、2in1マシンならではの利便性を追求し、モバイル特性は失わず、ノートパソコンのような快適さも兼ね備えている「VAIO Pro PA」。そういった、個人で使う上での快適さはもちろん重要だが、その利便性はワークスタイルに変革をもたらし、効率的な営業活動や企業内のコミュニケーションといった、真の働き方改革を実現してくれることになる。「VAIO Pro PA」の導入は、働き方改革を失敗しないための最適なツールといえよう。

VAIOは、これまでもLTE搭載マシンを積極的に展開してきたが、VAIO Pro PAでは主要3キャリアの回線BANDに対応したLTEモジュールを搭載可能になった。SIMを挿すことでどこでもネットへ接続でき、クラウドワークも快適にできる。

スマホでテザリングをしたり、モバイルWi-Fiでは接続のための作業が必要でこれは手間だ。荷物も増えてしま述べたように、VAIO Pro PAは特許技術のヒンう。また、セキュリティ面でもWi-FiよりLTE通信のほうが安全性が高い。企業によってはWi-Fi使用を禁止にするところも出ているほどだ。そういった点を考慮すると、LTEモジュールの搭載はこれから導入するにあたり必須の機能となるはずである。

microSIMを採用し、スマホのようなスロットタイプになっている

LTE対応バンド。3キャリアに対応しているので、どのキャリアを選んでも問題ない

以前の記事でも述べたように、VAIO Pro PAは特許技術のヒンジによって、2in1でもクラムシェルとまったく変わらないフィーリングで使用ができる。ヒンジ部分のデザインも実にスマートで、強度確保のために金属は使っているものの、サイズ的には普通のモバイルノートと遜色がない。脱着もスムーズで、そのつくりは2in1のお手本と言えるべきものだ。

ノートパソコンとしての基本的な使い方に加え、上に述べた、2in1ならではの活用法を実践して、より効果的なワークスタイルを追究したい。

特許登録済みの「Stabilizer Flap」機構。VAIOはもともとディスプレーを開くとオーナメント部分が机に接地してキーボードに傾斜をつける機構を採用。これを活かしフラップ1枚追加しただけで倒れない機構を実現している

フラップもマグネシウム合金を採用して軽量化が図られており、ディスプレーを閉じているとボディーと一体になっていて、違和感がない

キーボードはVAIO Pro PGと同じで、19mmのフルピッチで静音仕様。キートップは防汚耐摩耗のフッ素コーティング仕上げ

リリーススイッチは、天板側にもついているのがミソ。これでディスプレーを開かなくても脱着できる

法人向け製品情報

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※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。