VAIO × MEDIA

働き方改革の第1歩は「紙」の問題、
VAIOと一緒にここを攻める

株式会社アスキー・メディアワークス Ascii.jp ビジネス (2017年08月02日)より転載
※掲載されておりますサービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。

“働き方改革”が叫ばれる昨今、仕事の効率化が求められている。

 

その第1歩となるのがペーパーレス化だ。ペーパーレスといってもいろいろな取り組みがあるが、意外と手軽に始められるものもある。手始めにミーティングの資料や議事録の電子化といった、簡単にできるところから手を付けていくといい。今回は、そんなペーパーレス化のはじめ方のお話だ。

在宅勤務はペーパーレスでないと始まらない

働き方改革を進めていく上で、テレワークというキーワードがよく取り上げられるが、現状、勤務先にテレワーク制度があるのは雇用者全体の14.2%にすぎない(国土交通省「平成28年度テレワーク人口実態調査」より)。在宅勤務などは会社の人事制度自体を大きく変える必要もあり、導入までのハードルは意外と高いのも背景にあるだろう。ただ、いきなり在宅勤務といっても、紙を使ったワークスタイルから脱却していないと話が始まらない。在宅中に紙を使った業務があった場合、作業が滞ってしまうからだ。

ペーパーレス化と一口に言っても、もちろんハードルはある。決裁の承認や社印の必要な書類、契約書、行政への届出書など、捺印するものに関して紙をなくすことはなかなか難しい。ただ、行政では国税関係書類のスキャナ保存の要件が変更されたり、電子上で上司が確認し回覧できる決裁システムもあるので、紙文書の削減は実現しやすい環境にはなってきている。

予算との兼ね合いもあるが、仕事の効率化を考えれば、そのあたりのワークフローに関してもメスを入れる必要があるだろう。

とはいえここでは、そこまでの話ではなく、まず身の回りの作業から紙をなくしていくことから始めたい。ペーパーレス化したいものの中で筆頭なのがミーティングだろう。資料を事前に出席者全員に配布し、ミーティング後は、議事録を出席者+報告したい上司などに配布というのはよくある光景だ。

その都度、誰か(大体はいちばんの若手)が資料を回収し、まとめてプリントアウト。それをコピー機で必要部数つくり、みんなに配布。会議中はメモを取ってパソコンへ入力し、プリントアウトして必要部数コピーし配布。これって、労力も大変だが印刷・コピー代や紙代がパカにならない。そもそも、もともとの資料や議事録はパソコンで作られたものなのだから、それを活用しないのはもったいない。

アプリやサービスを導入して効率化

資料や議事録を配布するには、メールだと他のものに紛れてしまい、効率が良くない。また、メールに資料を添付する行為も、メールサーバーを圧迫するだけであまりよろしくない。別途部署内やチームごとに閲覧できるアプリを導入するのが、テレワークを視野に入れた対策としても最適だ。たとえば、マイクロソフトの「Office 365 Business Premium」を導入すれば「Teams」アプリが利用できるので、プロダクトごとやチームごとなどでメンバーを限定したやり取りが可能。もちろん資料の共有もクラウドストレージ「OneDrive」を介して簡単にできる。

「Microsoft Teams」は今年3月に正式公開されたチーム内のコミュニケーションや情報共有を促進するためのツール。ボット(会話でタスクを自動処理するもの)により、会議開催のメンバーの調整などもこなしてくれる。

また、ペーパーレスに的を絞ったシステムもある。富士ソフトの「moreNOTE」は、ペーパーレス会議機能として、各会議をカレンダーから選択できたり、資料の共有・同期がカンタンにでき、会議中全員が同じ資料画面を見られたりする仕組みが用意されている。

富士ソフトの「moreNOTE」は、ペーパーレス会議の機能が用意されており、発言者の画面と同期してページをめくったり、ペンやポインターを操作したりすると、メンバー全員の画面に反映され、発言者の意図が伝わりやすい。

ほかにも、チャットサービス、たとえば「Slack」や「チャットワーク」などを導入して、チームごとの議論、進捗などはチャットアプリで管理し、ファイル共有はクラウドストレージサービスのOneDriveやDropBoxなどを利用するという複合技も考えられる(各チャットサービスだけでファイル保存・共有も可能)。いずれが最適かは、企業の予算や人数、使い勝手などさまざまな要因があるが、仕事を効率化する第一歩なのでよく吟味して導入することをオススメする。

「Slack」は現状日本語版がないが、チャットサービスとして世界的に人気。チームやプロダクトなどで部屋を分けてメンバーを制限してやり取りでき、情報共有や議論ができる。

「OneDrive」はWindowsに統合され、シームレスでファイルを保存でき、メンバーと共有する際も右クリックからURLを取得して、メッセージにURLを貼り付けるだけ。

ペーパーレス化で考慮したいノートPC選び

ペーパーレス化でもう1つ重要なのがノートPCだ。会議室でミーティングするなら、資料を閲覧するデバイスが必要になる。先ほど紹介したアプリやサービスは、スマホやタブレットでも閲覧できるアプリが用意されているが、パソコンのほかに別途タブレットを導入するよりは、ノートPCに集約して作業するほうが、キーボードがついているので生産性が高く、管理も楽。外出や出張時も持ち出せるので、ストレスなく活用できるはずだ。

ノートPCを選ぶ基準として、持ち運びやすいサイズ感と、持ち運んでも壊れにくい堅ろう性の高い製品を選ぶのは当たり前。その上で今後のテレワークも見据えてLTE通信を内蔵したモデルを選ぶのがベストだ。外出時にネットへ接続する際、スマートフォンのテザリングやWi-Fiルーター、公衆無料Wi-Fiサービスなどが考えられるが、まず公衆無料Wi-Fiサービスはセキュリティ上オススメできない。また、Wi-Fiルーターも別途持ち運ばなければならず面倒だし、テザリングはスマートフォンのデータ通信量を逼迫してしまう。

ノートPCにLTE通信機能が内蔵してあれば、SIMを差すだけで通信が可能。社内ではWi-Fiで快適に使い、Wi-Fiが入らなくなれば、自動的にLTE接続へ切り替わる。常にネットワークに通じることで、ペーパーレス化された環境ならどこでも滞りなく作業ができる。

SIMは月額タイプの格安SIMのほか、年契タイプのVAIO オリジナルLTEデータ通信SIMなら、月々で使用量の増減があっても無駄なく容量を使える。

VAIO製品で言うと、「VAIO S11」や法人向けモデルの「VAIO Pro 11 | mk2」が、LTE通信を内蔵し、持ち運びやすいサイズと重さ、堅牢性を兼ね備えたピッタリのモデル。法人向けモデルならキッティングも可能なので、たとえば自社のMDMに登録した状態で納品できるので、届いたその日から従業員へ渡して即使えるようになる。

「VAIO S11」や「VAIO Pro 11 | mk2」は、SIMカードを差せばLTE通信が可能。Wi-Fiとの切り替えもスムーズで、シームレスに扱える。

ペーパーレス化への一歩は、クラウドサービスの活用とVAIOとの組み合わせで、将来を見据えたワークフロー改革が実現する。働き方改革へ向けてPC周りも含めた見直しを今一度してほしい。

法人向け製品情報

intel プロセッサー・ファミリー

インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを

Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Celeron、Celeron Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Ultrabook、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。