VAIO

VAIO × AUTODESK
実現、ワークスタイル改革!
VAIOとAutoCADの強力タッグが、
場所と時間の壁をなくす

profile

伊藤好文
VAIO株式会社
商品企画部 部長
商品プロデューサー
伊勢崎俊明
オートデスク株式会社
Forge Partner Development
マネージャー
エバンジェリスト

日本国内であればほぼ場所を問わずに「日帰り出張」が可能となったモビリティ時代。ノートPCなどのモバイル端末を持ち運ぶビジネスパーソンにとって、打ち合わせのたびに事務所に戻り報告書類をまとめるような作業は過去の話だ。それは、製造業や建築・建設業などのものづくりに関わる設計者も例外ではない。VAIO ZでAutoCADを使えば、会社のデスクトップPCに保存されていた設計図や3Dモデルをそのまま現場や工場に持ち出せる。業務内容を問わず、仕事に必要な環境を出張に持ち出せる時代がやってきたのだ。

いつでも、どこでも、だれとでも境界をなくすCADとPCの組み合わせ

どのような業種でも、「ものづくり」の最初のステップに設計作業は不可欠だ。従来、設計情報を記した図面は2Dが主流だったが、最近では3Dモデル設計検討をすすめているケースも多い。オートデスクが提供するCADソフト「Autodesk AutoCAD」は2Dから3Dまでの機能を、「Autodesk AutoCAD LT」(以下、AutoCAD LT)は、2Dの機能をカバーする代表的CADソフトとして、業種を問わず広く利用されている。

CADソフトを利用する際に注意を払う必要があるのは、ハードウェアの選択だ。一般的なオフィスソフトと比較して、2D図面作図や3Dモデリングを行うCADソフトでは、精緻な表示が求められるため、より高性能なコンピューターが必要とされているのだ。もちろん、デスクトップPCであればCADソフトを運用する上で大きな支障はないが、端末を現場での打ち合わせに持ち出すような活用ができないという欠点がある。紙に図面を印刷して持ち出すことも可能だが、生産性が低下するだけでなく大判の図面用紙のコストや高精度の印刷を可能にするプロッタへの投資も必要になる。そうした課題を解決できるのが、VAIO Zのような高性能なノートPCなのだ。

オートデスクでエバンジェリストとしても活動している伊勢崎俊明氏は「例えば、戸建住宅の設計をする設計事務所や、自治体の道路修繕などを請け負う建設業など、ものづくりに携わるさまざまな業種の企業では、限られた数のPCですべての業務を行いたいという要望があります。オフィスで図面の作成や編集に使用するPCをそのまま現場に持ち出して図面との整合性の確認や修正に対応したいのです。しかし、従来のノートPCのスペックでは、そのような活用が難しいと考えるユーザーが多かったのです」と語る。そうしたスペック面での課題を解決しどこでも気軽に持ち出せてAutoCADを快適に使用できるノートPCが存在する。VAIOが提供する13.3インチハイエンドノートPC「VAIO Z」だ。

AutoCADを快適に作業できる薄型軽量ハイパワーPC

VAIO ZはモバイルノートPCとしては“非常識”と言っていいほどのCPU、インテルのTDP 28W高性能Uプロセッサーを搭載している。そのため、Core i5であっても一般的なノートPCに搭載されるTDP15WのCore i7を凌駕するパフォーマンスを持つ。また専用グラフィックスプロセッサーに匹敵する性能を発揮する、インテル Iris グラフィックスを内蔵しており、作図のような負荷のかかる作業も快適に行うことができる。メインメモリーは最大16GBのモデルを選択できるため、複数アプリを同時に立ち上げたままで容量の大きなファイルでも快適に扱える。さらに新世代技術NVMeに対応したPCIeSSDを採用。一般的に搭載されるSATA SSDより4.2倍高速で、アプリケーションの起動やファイルの読み書きなどのレスポンスがよく、作業効率アップを実感できるはずだ。

形態も通常のノートPC形態の「クラムシェルモデル」と、タブレット形態に素早く切替できタッチ操作やペンが使える「フリップモデル」の2タイプから選ぶことができる。VAIOの商品企画部 部長の伊藤好文氏は「ハイスペックながら本体重量はクラムシェルモデルで1.17kgと非常に薄くて軽い製品で、持ち歩きが苦になる重量ではありません。いつでも持ち出せてAutoCADを場所に縛られず快適に作業できます」と高い携帯性のメリットをアピールする。
オートデスクの伊勢崎氏は、業務でVAIO Zを活用している1人である。「セミナーなどでAutoCAD の機能を紹介する機会が多いのですが、そうした作業も違和感なくスムーズに行えます。高いパフォーマンスが要求される3Dモデリングに加え、AutoCADに同梱されるPrint StudioでのSTLファイルの修繕まで、話題の3Dプリントを意識したワークフローにも対応できます。また、最長で27時間稼働するロングライフバッテリーが搭載されているおかげで、出張の移動中でもバッテリー残量を気にすることなくVAIO Zで作業が行えるようになりました。何か思いついたときにすぐに起動して作業に移れる、起動スピードに速さも魅力です」と伊勢崎氏は語る。

VAIO Z

CPUに最新の第6世代インテルCoreプロセッサー(28W)を搭載。SATA型SSDよりも4.2倍のアクセス速度を誇るNVMe対応PCIeインターフェースのSSDを選択可能。約27時間の長時間稼働を実現しており(クラムシェルモデル)、充電切れの不安なく使用できる。ハイパフォーマンスPCながら厚さ約16.8mm、本体重量1.17kg(クラムシェルモデル)と薄型軽量モデルだ。

AutoCAD、AutoCAD LT

AutoCAD、AutoCAD LTは、建築・建設、土木、製造など幅広い分野で活用されている高精度・高品質のCADソフトウェア。設計作業に不可欠な機能面での生産性の高さだけでなく、ライセンス形態においてもモバイル性が強化された。
動作環境など、詳細は www.autodesk.co.jp

VAIO ZとAutoCAD 2017の導入でトータルコストの削減につながる

VAIOの伊藤氏はVAIO ZとAutoCAD 2017/AutoCAD LT 2017を導入することで、トータルコストの削減につながると指摘する。
「外出先やクライアント先でAutoCADを立ち上げて打ち合わせやプレゼンをしたり、その場で図面の変更を行ったりできれば、オフィスに戻って変更と再確認作業を行うような手間がなくなり、時間コストの削減につながります。また、社内外を問わず1台のノートPCで作業ができれば、会社所有の機材コストの削減にもつながります。VAIO Zは通常のPCよりも高価ではありますが、それ以上の業務効率向上とコスト削減を期待できます」(伊藤氏)

さらにこの2月から、AutoCAD 2017とAutoCAD LT 2017は、使用期間を選択して利用するサブスクリプションモデルになった。買い取り式のライセンス価格では人数分の調達が難しかった企業も、初期費用が少ないサブスクリプションなら設計プロジェクトの規模や期間に応じてライセンス数を柔軟に増減できる。コストを削減して機材を効率よく運用したい中小企業に対して特にお薦めできる仕組みといえる。
また、場所にとらわれないワークスタイルの変革は生産性向上だけでなく、創造性の向上も期待できるはずだ。特に最新バージョンの AutoCAD 2017、及び、AutoCAD LT 2017では、生産性の向上を主眼とした新機能が導入されている。例えば、PDFファイルの活用だ。流通する図面の多くは、一般的なオフィス文書と同様、PDFファイルで配布される。従来バージョンではPDF化された図面はAutoCADで直接編集することができないため、AutoCAD形式の図面が必要になった場合には、同じように図面をトレースするしかなかった。しかし最新の2017バージョンでは、ファイル内の幾何情報をAutoCADが扱う図形に変換することができる(下図参照)ようになったため、図面作成の二度手間が省かれた。もちろん、変換には演算処理がともなうが、VAIO Zであれば短い時間で処理できるのは言うまでもない。また、機械図面で多用される中心線や中心マークが自動的に作図でき、図形を移動しても自動的に中心線や中心マークが追従して移動するので、作図・編集作業も非常に楽に行えるようになっている。

AutoCAD 2017、AutoCAD LT 2017のPDF読み込み機能

PDF 図面を AutoCAD ジオメトリに変換

モバイルならではのクラウド機能の活用も、AutoCADを使う大きなメリットだ。オートデスクのクラウドサービス「A360」を使えば、Webブラウザー上にAutoCADと同じ図面を表示して、遠隔地の関係者とリアルタイムに打ち合わせが行える。また、AutoCADで作成された3Dモデルからステレオパノラマ画像を生成することも可能だ。生成された画像はスマートフォンでWebページとして表示して「Google Cardboard」に差し込めば、すぐにバーチャルリアリティを体感できる(下図参照)。

クラウド サービス A360 Renderingの効果的な機能

http://rendering.360.autodesk.com/

AutoCADの3DモデルをステレオパノラマレンダリングA360 RenderingをVAIO Zで行えば、活用メリットを体感を伴って理解してもらえる。

Google CardboardでVR体験

伊勢崎氏は「販売店の営業活動でも、VAIO Zでこのような使い方を具体的に紹介すれば、お客様にVAIO ZとAutoCADを組み合わせた活用のメリットを、体感を伴って理解していただけるでしょう。AutoCADの提案では機能的な説明がなかなか難しいと思われがちですが、こうした活用シナリオを用意すれば、効果的に商談が進められます」と語った。
VAIOとオートデスクでは、AutoCADとVAIO Zをはじめ、今後もさまざまな両社製品の組み合わせを提案し、協業の体制を強めていく。今後共同キャンペーンなども予定しており、販売店はこれをうまく利用して、ユーザー企業のワークスタイル変革をキーワードに提案を進めていきたい。