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KASICOが体験する
ータブルで場所に縛られない
エイティ

MdN取材・文:大城譲司/写真:谷本夏[studio track72]
月刊「MdN」2015年6月号より転載

新進気鋭のアートディレクターとして多彩な活躍を見せるKASICOさん。広告や音楽関係のグラフィックを皮切りに、ミュージックビデオやテキスタイルデザインなど、さまざまなジャンルを横断するキャッチーな世界観が注目を集めている。今回は5月末に発売されるモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」をいち早く体験してもらった。クリエイター向けに特化した高いスペック、KASICOさんはどのように使うのだろうか?

普段KASICOさんは、24インチディスプレイ2台に板型のペンタブレット、さらに24インチの大型液晶ペンタブレットに囲まれながら制作を行っている。手描きと写真をポップに組みあわせたグラフィックに加え、ミュージックビデオやアニメーションなど映像を手がけることも多い。制作物が多岐にわたるため、作業環境としては、当然、CPUの処理速度は速いほうがいいし、HDの容量も大きいほうが好ましい。となると、実際問題として、仕事場での作業がメインになってしまう。
「状況によっては、ノートPCを持ち出して、出先で仕事をするケースも結構あるんです。その場合は小型のペンタブレットも必要不可欠。自分の場合、素材にいろいろ描きこむことが多いので、ペンタブが無いと作業ができません。ただ、そういうやり方は荷物も増えますし、やはりいろいろと無理があって……(苦笑)」
つまり、ハイスペックなノートPCとペンタブレットが一体化したものがあればベスト、というわけだ。これはKASICOさんに限った話ではなく、漠然とそんなことを感じているクリエイターも多いのではないだろうか。

KASICO(カシコ)
グラフィックデザイナー/アートディレクター。'85東京生まれ。広告や音楽関係などのアートディレクション、グラフィックデザイン、写真、映像、アニメーションなどを制作。
kasico.jp

鮮やかでピー快適な作業環境

今回体験してもらったVAIO Z Canvasは、小さな筐体に高い処理能力を持つ、12.3型のポータブルな液晶ペンタブレットPCだ。開発途中でプロトタイプを公開し、ユーザーの声を反映させた結果、クリエイターからの要望をこれでもかと採り入れた大胆な仕様となった。
KASICOさんがまず反応したのは、高精細LCD。2,560×1,704という高解像度で、AdobeRGBカバー率はなんと95%を誇る。
「実際に使ってみると、液晶がきれいなんですよね。色味がものすごく鮮やかに出ていて。試しに写真素材を使って簡単なアニメーションを作ったりしたんですけど、これくらい再現性が高ければ、何の問題もありません」
ちなみに、LCDの発色に関しては、別途、キャリブレーションを実施することで、さらに正確な色味で運用することが可能。印刷物やWebなどメディアごとに、あらかじめ色値を設定しておけば、入稿時のトラブルも低減するという。
「スタイラスペンの動きもいいですね。視差が少ないから、さくさく描ける。指先で簡単にピンチイン/ピンチアウトができるのも液晶タブレットならでは。絵柄を確認したいとき、けっこう便利です」
KASICOさんはSSDの容量にも興味津々。実装されているのは第2世代 High Speed SSDだが、最大1TBまで積むことが可能だというのだ。「動画データはどうしても重くなってしまいますが、これくらい容量が大きければ、ソフトはもちろん、データをガンガン入れても大丈夫そうですね」

充実した入出力ポート。大きなモニターやプロジェクターに繋いで表示することも可能(左)/Photoshopの動画編集機能で、アニメーションするグラフィックを描いていくKASICOさん。スタイラスペンの描き心地はカスタマイズ可能だ(中央)/KASICOさんがテキスタイルを手がけるブランド「DORAMIK」のクラッチバッグにすっぽり収まるサイズ(右)

ライブイトでも威力を発揮?

ポイントは側面にもある。ずらりと並んだ入出力ポートだ。ヘッドホン端子、USB3.0端子×2、SDカードスロット、Mini Display Port、HDMI端子、LANポート、ACジャック。充実したインターフェースには「薄型ボディに盛れるだけ盛りました!」というメーカーの自信すら感じられる。「こういう設計は、ホントありがたいです。他のマシンに転送するとき、データが重いものは、無線だとやはり時間がかかってしまう。有線のLANポートも付いていると安心感がありますね」
ワイヤレスキーボードを重ねるとコンパクトに納まり、持ち運びも簡単。クライアントやスタッフとのミーティング、カフェや喫茶店での作業にも威力を発揮することまちがいなし。KASICOさんは、グラフィックワークだけでなく、VJでも活用できそうだという。
「ステージと連動して、VJがリアルタイムで画面上で描いたイメージを重ねていくとか……。これ1台あれば、コラボレーションも気軽にできそうです。日常的に使っていくうちに、どんどん可能性が広がっていく製品だと思いますね」



(2015年9月30日掲載)

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